第4回研修会「地域でできることを考えてみる」

今日の研修会は、ひきこもり家族自助会とやま大地の会代表山岡和夫さんにお越し頂き、テーマ「地域でできることを考えてみる-引きこもる当事者、家族に寄り添う支援をめざして-」として、お話頂きました。

自助、共助、公助とは、
近頃は国は、共助を強調している。
要するに…
個人や家族の難しい問題を地域が支え、地域で難しい問題を行政が支えること。

自分達が疑問に思ったことは繋いでいくこと。
それが大切。
行政は申請ありきだが、小さな市町村は特に行政に相談しにいくことに、抵抗がある方が多いように思える。

教えてあげるだけでなく同行支援を徹底してしている方もいる。そのことから、地域ではなくてはならない存在に。

引きこもっている方の役割とは?
こんな事例を3つご紹介くださいました。

「お母さんが圧迫骨折した。引きこもっている息子は料理をするように。ネットでレシピを調べたり、父に買い物を頼むように。そのうちに、連れてってもらい、最後には自分で出かけれるようになった。」

「父が亡くなり、地域活動が活発なところで、地域の方にある行事に参加するように。
顔立てて面接に行ってくれないか?と地域の方から話が。それから仕事もするように」

「80代一人暮らし。隣に90代の一人暮らしの方がいて、食事の一品を持っていき支えている」

地域の中での支え合いの大切さを実感する話です。
関わりを積み重ねること。

引きこもりの方には、安心して休養する時期と支援を必要とする時期がある。支援が必要となった時にセルフネグレクト(自己放任)状態にならないように、社会的に孤立しないように支援しないといけない。

最後に、
座間市の殺害事件など近年の事件について、どう見ておられるか?との質問に、
臭いがしていたと思う。地域の誰もが無関心だったことが残念。もっと早く対応していたら、もっと救える命があったのではないかと思うと山岡さん。

次に、
自分達が地域で実際に取り組んでいることについてグループで話し合いをしました。

地域の民生委員さんの話や多彩な話が多かったです。

11月1日北日本新聞の天地人の記事の中でゲートキーパーの役割について、先の事件をふまえて書いてありました。
記事には、
「気付き、声かけ、傾聴、つなぎ、見守り。
一人一人が命の門番になった気持ちで、生きることに戸惑う人たちに向きあいたい。共感する力を信じたい。」と…

一人一人が門番になれれば、もっと生きやすい。助けてと言いやすい、世の中になるのかな。

改めてゲートキーパーとは?を考えさせられましたね。


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