ゲートキーパーネットとやま

令和6年度第2回研修会の報告

7月27日(土) 13:30~14:00  サンフォルテ304号室演 題  「能登半島地震ー被災者として・支援者としての思い」講 師   古本なるや 店主  堀田 晶 氏     (一財)メンタルケア協会富山事務所所長                吉野 豊明 氏堀田氏  古本屋を始めて6年目になるが、1月の地震で住居と職場をいっぺんに失ってしまいました。  今まで自分は支援者であったが、今回はいろいろな方から声を掛けてもらう被災者の立場に立た されてしまった。  その様な状態でも相談に来てくれる方もおられたので、雑談から話を聴き次第に本音を引き出す ように考えながらおこなっていた。  今の自分の立場として「目に見える支援者であり、目に見えない被害者」と話す。

研修会&総会のご報告

皆様6月1日の研修会及び総会にご出席頂き、有難うございました。お陰様で立瀬先生の講義も、皆様が聴く力をお持ち頂き真剣に受け止めてくださり嬉しく思います。講義の内容は今までの振り返りに終わらず、今後の指針にもなったのでは?と考えております。研修会に参加された方からの感想です。◯ 立瀬先生のお話は素人にも解りやすく、支援する人・される人の両者の側からのお話しに気づき を頂きました。「相手の人生観理解する」というキーワードが心に残りました。  ◯ 講演会で一番心に残ったのは《何か気になるワードを耳にしたら、気を張らずに(自分の家の片 隅を整理して)「遊びにきてね」と気軽に声をかけること》です。 上記のような事を「既に実践しています」というご報告もありました。◯ 立瀬先生の講演を聴き印象にあるのは「死にたい気持ちへの対応」や「死にたい気持ちへの向き  合いかた」です。◯ また、東尋坊の茂さんの「わしが何とかしてやる」の言葉などに、多くの共感を覚えるとともに     「死似たい気持ち」に寄り添い・受容し聴く事ができる聴き手(ゲートキーパー)の大切さを再認 識しました。

「ゲートキーパーネットとやま」

「ゲートキーパーネットとやま」からのお知らせ*一緒に学び             ゲートキーパーの役割をskill upしませんか!・国民の20人に一人が一年以内に自殺を考えたことがある。                (2016 厚生労働省実施 意識調査)・半数以上が自殺念慮や自殺未遂を経験しても相談しない。・5人に一人が身近な人を自殺で亡くしている。     (日本財団自殺意識調査 2016)自殺対策は悩んでいる人に声をかけ、寄り添い、関わりを通して「孤立、孤独」を防ぎ支援することが重要です。(内閣府 HP)≪地域で何となく気になっていた人に声をかけ、よく話をするようになり、一緒にお茶をするぐらいになった時、実はあの頃死のうとしてたんだ、、、という事例もあります≫*地域にいる私たちゲートキーパーは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞ける距離にいます。そして孤立を防ぎ支援することができます。☆悩んでいる人にどのように関わるのがいいのでしょうか?     ・寄り添い「聴く」って?     ・専門家につなぐには、どうすればいいのか?     ・専門家はどこにいるのか?*「ゲートキーパーネットとやま」は専門家の講師、民間団体の講師をお招きし、2ヶ月に1回、研修会を開催し、その後意見交換会を実施しております。学びを...