ゲートキーパーネットとやま

第3回 研修会報告

ゲートキーパーネットとやま 第3回 研修会令和7年9月27日(土)13時30分 サンフォルテ304号室講演「富山市の自殺予防対策とゲートキーパー」講師:富山市保健所保健予防課日水氏講演「子どもの声に耳を傾けるって?」講師:富山CAP代表 岸 順子氏 日水氏の講演では、全国・富山市の自殺者数は平成20年以降減少傾向にあること、全国の小中高生の自殺者数は増加していることの現状が話され、富山市自殺対策総合戦略のもと、若者のゲートキーパーの養成、広報活動、研修会等が実施されていることが紹介されました。また、自殺原因の背景を明らかにするために自殺者のSNSの分析が行われていたり、生成AIに死にたいときの相談をしているという現況があることも話題となりました。

「令和7年度 第2回 研修会」のご報告

ゲートキーパーネットとやま 第2回 研修会令和7年7月26日(土)13時30分 サンフォルテ308号室講演「富山県地域生活定着支援センターの概要」講師:富山県地域生活定着支援センター相談支援員 西田知大氏富山県地域生活定着支援センターでは、刑務所等を出所後あるいは、罪を犯し逮捕されてから釈放になり、社会へ戻る行き場のない、高齢者、障害者の方に対して住まい・生活費の確保等の調整を行い、地域で生活してもらうための役割を担っている。今回の講演ではセンターの概要と、どのように「司法」から「福祉」への橋渡しを行い、対象者の「居場所」と「出番」を作るように支援しているかについて事例を通しての話があり、成功事例においては、孤立を防ぐ事や、役割があるということが成功につながっていることが話された。質義応答では、保護司との関係性についての質問があり、受刑者の出所後の支援において相談員と保護司との協力体制の重要性が述べられた。

「ゲートキーパーネットとやま」

「ゲートキーパーネットとやま」からのお知らせ*一緒に学び             ゲートキーパーの役割をskill upしませんか!・国民の20人に一人が一年以内に自殺を考えたことがある。                (2016 厚生労働省実施 意識調査)・半数以上が自殺念慮や自殺未遂を経験しても相談しない。・5人に一人が身近な人を自殺で亡くしている。     (日本財団自殺意識調査 2016)自殺対策は悩んでいる人に声をかけ、寄り添い、関わりを通して「孤立、孤独」を防ぎ支援することが重要です。(内閣府 HP)≪地域で何となく気になっていた人に声をかけ、よく話をするようになり、一緒にお茶をするぐらいになった時、実はあの頃死のうとしてたんだ、、、という事例もあります≫*地域にいる私たちゲートキーパーは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞ける距離にいます。そして孤立を防ぎ支援することができます。☆悩んでいる人にどのように関わるのがいいのでしょうか?     ・寄り添い「聴く」って?     ・専門家につなぐには、どうすればいいのか?     ・専門家はどこにいるのか?*「ゲートキーパーネットとやま」は専門家の講師、民間団体の講師をお招きし、2ヶ月に1回、研修会を開催し、その後意見交換会を実施しております。学びを...