「令和6年度 第4回 研修会」のご報告


日にち  令和6年11月30日(土)
時 間  13時30分 -- 16時

場 所  サンフォルテ 308号室



演 題 「弁護士がゲートキーパーに伝えたいこと」


講 師  富山中央法律事務所
     

     弁護士  西山 貞義 氏


西山氏は弁護士17年目になったと話し、最近よく感じることがありますと言われました。

 「弁護士って、外科医みたいだな」

         「?」って、かんじですよね!とのお話しから始められました。


弁護士の法的役割を理解するキーワードといわれ、説明をして頂きました。

まず弁護士のできる事を話され、ふつうでは無理な事柄を弁護士の力で法律的に解決に導く方法です。

外科医は病巣・病気の部分を手術で直接取り除くことができる、取り除くためその後は取り除いた部分について悩まなくて済む。

弁護士が法的対処が出来る問題であれば、悩み自体をを取り除く事が出来る。

法的処理が出来るか出来ないかの判断は、とても重要な事なので法律家でなければ出来ない。

外科医と同じで、除去出来るかの判断は大切である。

大体が金銭の問題から自殺したいと考える人が多いので、原因をしっかりお聴きし一緒に対処方法を考える。

「債務整理」で借金の整理をすれば、辺済の重圧を取り除ける。

様々な福祉機関や困窮者支援者の方々とも連携していて、手助けをしていると教えて頂きました。


研修終了後に、講師とお2人のゲストを交えて交流会をしました。


  今回の研修に参加出来て良かった、法律のことを知っていると知らないのとでは雲泥の差    

 があるという事が良く解りました。

  個人的には、今後は相続の件とかの問題が多くなるような気がします。

  生きる希望が無くなったときに、自殺願望が出てくると聴く事はあります。

  弁護士さんは自分とは遠いところの人と思っていましたが、こんなに身近でお話しを聴く   

 事が出来て良かったです。

 以上のような参加者からの、お話しも有り充実した時間になりました、講演して頂いた講師

とゲストの方と参加して頂いた皆様に感謝します。

 

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ゲートキーパーネットとやま

ゲートキーパーネットとやまは身近な人の心の声に気づき、地域のなかで支えあう核となるゲートキーパーネットワーク作りの推進活動をしています。  専門家の講師や各団体の講師による研修会と意見交換を開催し、ゲートキーパーのスキルアップを図ってまいります。  研修会終了後の意見交換会では、講演内容や体験談・活動への個々の想い等自由に交換し合い、会員相互の交流をはかります。